赤外線建物診断・ドローン建物診断
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赤外線建物診断とは
赤外線建物診断の特徴とメリット
赤い部分は正常。青から黒になると雨水が混入したり、湿気がある事を示します。この壁面は全体的に湿気と雨水の滞留が認められて居ます。常に窓の結露があり、室内もカビが大量に発生していました。
こちらの物件は潟上市で6/4現在、外壁・断熱材の全面交換とペアーガラス内にカビが繁殖している為、窓の全交換工事を行いました。
人々が、定期的に健康診断を受けるのと同様に、建物にも定期的な健康診断が必要です。
はじめは小さな不具合でも時間の経過と共に症状は悪化し、やがて他の建築部位や設備機器に悪影響を及ぼします。
建物診断による不具合の発見は、建物の寿命を延ばすこととなります。
人も同じですね。建物診断とは「安全」「安心」「快適」かつ「効率的」に建物を長期間維持することを目的としています。人が受ける健康診断は、胃・肺・心臓といった様々な部分について、それぞれの目的に応じて検診を行います。
建物にも同様に「雨漏り・水漏れ」「外壁の劣化」「建物強度の劣化」「設備の不具合」「断熱性能・気密性能」等、所有者様が知りたい項目について適切な診断方法を用いて評価・対策案を検討します。
赤外線建物診断では、赤外線サーモグラフィカメラにより、建物の表面温度の分布を捉え、その温度差により「雨漏り・水漏れ」「外壁の浮き・剥離」「断熱欠損状況」「気密性状況」等の建物診断分野おいて有効的に活用します。
①外壁等の測定対象物面の温度分布を測定し、画像として見える化で表現する。
②非接触で測定できるので、外壁等の測定対象物から離れた場所から診断できる。③離れた場所から測定出来るので、測定対象物を広範囲で診断出来る。
④従来の打診診断と比較し、足場等を必要としない。
⑤少人数で短時間で測定ができ効率が良い。
⑥これまで壁を壊さなければ分からなかった事が画像で判断出来る為、余計な費用負担を掛けない。
診断報告について
赤外線建物診断は対象物件の平面・立面図を元に診断を行い、建物の全面及び怪しい個所の画像を撮影し画像解析後報告書として画像・診断結果をまとめてお客様にお渡し致します。保管をして頂く事で数年後の診断時に比較が出来るように致します。住宅カルテとお考え下さい。
赤外線建物診断のデメリット
①季節・天候・時刻・気温・壁面の方向・カメラ位置などの影響を受ける。
②雨・強風時の測定は不可能。
③壁面と赤外線装置(カメラ)の間に障害物があると測定出来ない。
④診断対象面を診断撮影するには撮影角度45°以下(30°がベスト)を確保出来る撮影ポイントが必要。
上記の通りデメリットがあるため、正確な赤外線建物診断を実施するには建物の環境や立地条件の制約を受けやすいので、現地確認を含む事前調査重要です。
赤外線住宅診断・ドローン建物診断に使用する機材及び対象
赤外線サーモグラフィカメラ
FLIR社製Ex E4(素子80×60 IFOV10.3mrad)
E8(素子320×240 IFOV2.6mrad)
水分計
UMAREX社製 モイスチャーマスター
診断対象
木造建築・水廻り・太陽光発電パネル・電気系(コンセント・分電盤等)
赤外線資格 認定番号SKAD16-00026
ドローン建物診断
DJI製 MAVIC2 ZOOM (高所画像診断)
大型産業ドローン
2020年10月導入予定 (画像・赤外線建物診断)
飛行許可 東空運第8385号
赤外線建物診断・ドローン建物診断検査料金
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